山口家とは
山口家は、刈羽郡小国(新潟県長岡市小国町)において豪農であるともに、大庄屋として地域を取り仕切っていた一族です。明治時代に入ってからは、新潟県議会議員を務める一方、地元の有力者を集めて誠之社を設立。石油、鉄道、金融、電力等多くの事業を起業、新潟県の発展に大きく寄与しました。
初代山口万吉はその山口家の分家として、江戸末期に表三之町(新潟県長岡市)で家を起こし、後に小間物商「山万商店」を設立しました。その後3代目山口万吉が戊辰戦争下の長岡に物資を調達することに商機を見出し、戦火を潜り抜けながら大きな財を成し、戦後は長岡の復興に尽くしたと言われています。